自分のおっぱいと授乳を安定させるコツについて知ろう
- 授乳に向けたおっぱいの準備
- 飲みやすい乳首・乳輪のやわらかさ
- 母乳育児を安定させるコツ
自分のおっぱいのことを知ろう
乳首の形・大きさ・やわらかさは人それぞれ。それにより授乳生活の見通しも変わってきます。授乳はママのおっぱいと赤ちゃんとのマッチングなので、自分の乳首は普通と思っていても、いざ授乳となるとうまくいかないこともよくあります。
妊娠中のママは、出産前に自分のおっぱいの状況を把握しておきましょう。自分でもちゃんと理解しておく以外に、乳首のタイプをあらかじめ助産師にみてもらい、授乳に向けた自分のからだの準備状況を知っておくことをおすすめします。妊婦健診などでみてもらえる医療機関も多いです。
こんな乳首だったら、特に助産師に
授乳の見通しを相談してみよう
陥没乳頭(かんぼつにゅうとう)
乳首がおっぱいに入り込んでいる状態です。赤ちゃんが慣れていないと吸いづらい場合があります。
扁平乳頭(へんぺいにゅうとう)
乳首の突出が少なく、平らになっている扁平乳頭は、赤ちゃんが慣れていないと吸いづらい場合があります。
大きめ乳首
大きめの乳首は、赤ちゃんが乳輪部まで深く口にふくめられない場合があります。
乳首・乳輪のやわらかさは耳たぶと
同じくらいが目安
赤ちゃんがおっぱいを吸うには、乳首・乳輪の「やわらかさ」の要素はとても大切。乳首がかたいと赤ちゃんがうまく舌を動かして、母乳を引き出すことができなかったり、乳輪部分が切れやすくなる場合があります。
妊娠中にやわらかさもチェックしてみましょう。指の腹でやさしく押した時に耳たぶくらいのやわらかさがベスト。
乳首・乳輪マッサージをする場合は、ママのからだの状況によりしてはいけないこともあるので、助産師に相談しましょう。
どんなおっぱいの形でも赤ちゃんは
必ず吸えるようになります
たとえ、産後疲労が残っていても、最初は抱っこのしかたが上手でなくても、あせらずに授乳していくことで、赤ちゃんにうまくおっぱいが飲ませられるようになっていきます。産後は、欲しがるサインが出るなど「赤ちゃんが母乳を欲しがっているな」と思った時に、抱っこしておっぱいを飲ませることを繰り返してみましょう。
また、出産後の数日間は、「赤ちゃんの飲もうとする力」と「ママのからだの回復する力」とのバランスがとても重要です。うまく吸わせられない時、精神的につらくなった時などは、助産師に早めに相談することが、解決の鍵になります。退院後も不安がある場合は、地域のサポートを受けながら上手に乗り切りましょう。
はじめからスムーズに
授乳ができなくて当たり前
授乳は赤ちゃんとママの協同作業であり、赤ちゃんに繰り返しおっぱいを吸ってもらうプロセスを経て、徐々に軌道に乗っていくものです。だから、はじめから上手にできなくて当たり前です。授乳が軌道に乗るまでの目安は2~3ヵ月と言われています。必要以上に神経質にならないで、あせらず取り組んでいきましょう。
授乳はママと赤ちゃんの
コミュニケーション
赤ちゃんの反応を見て、ママは授乳姿勢やくわえさせ方を変え、逆にママの様子に合わせて、赤ちゃんも飲み方を変えたりしています。最初はうまくいかなくても、お互いのコミュニケーションはどんどん進化していきます。じっくり取り組みましょう。
