母乳育児って良いって聞くけど、いったい何が良いんだろう?そう思われている方も多いはず。まずは、母乳育児のメリットをご紹介します。
赤ちゃんに最適な栄養食
母乳には、赤ちゃんの成長に必要な栄養素がバランスよく、消化しやすい形で含まれています。そのため、「最適な栄養食」と言われています。
免疫力をUPさせ、将来の生活習慣病を予防する
母乳には、病気から赤ちゃんを守ってくれる免疫物質が含まれています。特に、産後数日間だけ出る初乳には、免疫物質がたっぷり!母乳で育った赤ちゃんは、急性中耳炎やぜんそく、気管支炎、アトピー性皮膚炎などの発症リスクが減ることもわかっています。
赤ちゃんひとりひとりに合ったオーダーメイド
母乳は、それぞれの赤ちゃんに適した状態に作られます。例えば、早産になったママの母乳は、小さく生まれた赤ちゃんに必要な成分が多く含まれていることはもちろん、少量の母乳でもそれらがしっかり摂れるよう濃縮された状態で出てきます。赤ちゃんのニーズに合わせて、オーダーメイドされます。
授乳時の触れ合いで親子のきずなが深まる
赤ちゃんはおっぱいを飲みながら、おっぱいの感触や肌のぬくもり、ママのやさしいまなざしや語りかける声など、五感で愛情を感じます。一方、ママは赤ちゃんの活力や魅力、赤ちゃんが自分を信頼してくれていることを感じます。おっぱいタイムの触れ合いは、親子のきずなを強くする大切な時間です。
産後のママのからだの回復を早める
赤ちゃんがおっぱいを吸うと、ママの脳内ではオキシトシンというホルモンが分泌されます。オキシトシンには子宮の収縮を促す働きもあり、子宮が元に戻るのを助けます。