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トップ先生イラスト 【専門家解説】知っておいてほしい 妊娠・出産・育児のあれこれ

出産・育児への不安がある妊婦さん必見!妊娠中の心の持ち方&夫婦の過ごし方

こんな方におすすめ
  • はじめて妊娠された方とそのパートナー
  • 出産や赤ちゃんとの生活に不安がある方

私たちも、哺乳類

今、おなかに赤ちゃんがいらっしゃる妊婦さんは、「いつ陣痛が来るのかな」と不安になったり、時計とにらめっこをしたり、毎日緊張して過ごしていらっしゃるのではないでしょうか。
では、同じ哺乳類の犬やブタはどうでしょう。ママはリラックスして授乳をし赤ちゃんに身を任せているかと思います。

犬の親子

私たちも同じ哺乳類です。
潮の流れに身を任せてゆったりと海を泳ぐクジラの親子のように、肩ひじを張らずに赤ちゃんのペースに合わせて、まったりとした時間の過ごし方をしていただければと思います。

産後の伴走者を見つけておこう

「命を守る」ことにおいては、車の運転と子育ては同じです。しかし、車の免許を取得する際にほとんどの方が通う教習所のような教育システムが子育てにはまだありません。運転教習の際に隣に座って教え導き、もしもの時にはブレーキを踏んでくれる教官のような存在が、子育ての時にもいたらきっと安心すると思います。
実は、あなたの子育てをサポートし、この先をわかっている専門家が周りにはいます。産後に不安を感じたり、困ったことがあれば、行政や病院のスタッフ、地域で開業している助産師へ相談して、子育ての伴走をしてもらいましょう。妊娠中に探しておくのがおすすめです。

妊娠中に夫婦ふたりの時間を楽しんで

赤ちゃんを迎えて子育てが始まると、夫婦だけでゆっくり過ごすことが難しくなります。
妊娠中にふたりの時間を満喫して、スキンシップもたっぷりとって、気持ちをリラックスさせましょう。

夫婦ハートイラスト

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監修した専門家

棒田先生

棒田 明子先生

NPO法人 孫育て・ニッポン 理事長

NPO法人 ファザーリング・ジャパン 理事

3・3産後サポートプロジェクト リーダー

産前・産後アドバイザー

日本の妊娠、出産、赤ちゃんの医療水準は世界一ですが、出産後、親が子どもを育てるためのサポートは低水準です。とくに、出産した施設を退院した日から3ヵ月くらいまでは、親は外出する機会も少なく、授乳、赤ちゃんの健康、ママの身体のことなど、赤ちゃんの健診時以外には、相談する場所、機会がほとんどありません。

「赤ちゃんを迎えた家族の笑顔を増やそう」

この授乳期研究会では、産後から3ヵ月くらいに重点を置き、母親のサポートだけでなく、母親をサポートする父親、祖父母の役割についても考えていきたいと思います。